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2006年10月21日、私たちはここに「日本ウェラー・ザン・ウェル学会」設立を宣言する。
創立メンバーは、わずかに六人。資金などあるはずもなく、どれほどの同志が集まるのかさえ不明。しかし。私たちは慎重が臆病につながることをなによりも怖れる。
無限の反復に見える波も、二度とは同じ形で打ち寄せない。とすれば、私たちに、使命を運んでくる時代の波もまた、ひるんで逃せば、決して二度とは訪れないだろう。
時は今。
どんなに大きな歴史のうねりも、その始まりは、一つのさざ波にすぎなかった。その真理をどこまでも信じ、まだ見ぬ同志とともに、私達は立ち上がる。
終わらせたい悲劇がある。創りたい時代がある。
「ウェラー・ザン・ウェル」(Weller Than Well)とは、誰言うとなく伝えられてきた言葉。直訳すれば、「健康なときより、いっそう健康」。
しかし私たちの学会は、この言葉を次の様に、より積極的に解釈する。 「自助努力によってガンを治した人は、ガンになる以前にも増して、心身共に、はるかに健康で幸せな人生を送ることができる」と。
学会創立メンバーの一人、世界的免疫学者である安保徹は、病がもたらす発熱や痛みなどの不快な症状はすべて、身体が自らを回復に向かわせるための〈治癒反応〉であると指摘する。
とすれば、病自体がすでに、病む人の心と身体、人生と命を、より良きものへと導く〈癒しのプロセス〉だと考えることができる。つまり、病は〈善〉。
そして「ウェラー・ザン・ウェル」は、病んでこそ実現できる、そのもっとも美しい姿。人生の進化を示す姿なのである。